文系PhDの日常

実学から遠い文系;博士号ほしい;海外留学中

ライ麦パンを探す旅2

こんにちは、はたえるどです。 先週、「食堂で美味しいライ麦パンを食べたので、それを買いたいけど、名前もどこで売ってるかもわからないよ」という大変下らない記事を書きました。 phdnonichijo.hateblo.jp その後、半分諦めかけていたのですが、本日新た…

研究者が書いた面白い本

バッタ博士こと前野ウルド浩太郎氏の『バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)』が第6回エッセイ・ノンフィクション部門を受賞しましたね。 おめでとうございます。 ポスドクでお金がなくなるところとか、涙なしには読めない。一方で、単身モーリタニアへ渡…

九州工業大のアカハラについて、現役大学院生が考える:提言編

こんにちは、はたえるどです。 九州工業大で、助教が学生を鉄棒で殴ったというアカハラ事件によせて 昨日は「背景編」と称して、研究室でのアカハラ撲滅が難しいのは、こんな理由があるからではないかという所見を綴りました。 私は大変幸運なことに、今まで…

九州工業大のアカハラについて、現役大学院生が考える:背景編

こんにちは、はたえるどです。 ちょっと暗い話題ですが、珍しく時事ネタを。 九州工業大で助教授(教授の一個下のポジション)が学生を暴行。ばっちりニュースになりました。 news.livedoor.com 学生が実験に失敗したという理由で怒りに任せて鉄棒で頭を殴り…

ブログのデザインを変えました&読書記録の投稿

こんにちは、はたえるどです。 今更感ありますが、そういえばブログのデザインを変えました。 テーマは Minimalism です。 ご覧の通り色々いじったので、どなたのサイトを参考にしていじったかちゃんと挙げられれば良かったのですが……そういうことは露ほど考…

読了本!三浦しをん『白いへび眠る島』を発見したので読みました

三浦しをん氏の『白いへび眠る島』を読みました。 これは図書館の「あげます」コーナー的なところで、たまたま紙のバージョンを手に入れたのです。 なので、自分で選んで買ったわけではないのですが、安定の三浦しをんクオリティでした。面白かったです。 In…

研究所からのプレセント

こんにちは、はたえるどです。 先日、所属している研究所から年末のお菓子の支給がありました。 いえ、別に年末だからくれたというわけではなく、だからといってクリスマスだからくれたというわけではないのですが……うーん、簡単に説明すると、国の伝統行事…

ライ麦パンを探す旅

ある日、私は食堂でパンを買って食べました。 何か大きなパンの塊が置いてあって、スライスして一枚単位で買えるようになっていたのです。 そして、そのパンが!めっちゃ美味しかった!! 私の住んでいる西欧某国では、もちろん皆よくパンを食べますが、クオ…

火傷その後&バイオイルを火傷跡に使用してみた

こんにちは、はたえるどです。 先日、左手親指付け根部分に火傷を負いました。 詳しい事情はこちら: phdnonichijo.hateblo.jp 激熱スープがかかった範囲は5センチ×5センチぐらいの範囲がありましたが、その後1センチ×3センチぐらいの範囲が紫?茶色?がかっ…

図書館の貴重書セクションへ遠征

大学図書館の貴重書セクションに初めて行ってきました。 どきどき……。 こんなところでしたー 机の左の方に灰色のクッションのようなものが見えますが、本用のクッションのようでで、上に古い本を置いて作業している人がいました。 普通に置けないような本を…

美容院に行くのはどうしてこんなに面倒くさいのか問題

〈あらすじ〉髪が伸びてイライラしていたはたえるどは、衝動的に自分の家の隣の美容院に駆け込む。ああ、さっぱり。(……このあるすじ要る?) 昨日は、「現地の美容院に行くか、日系の美容院に行くか迷っていて、美容院に行くタイミングを逃した」と言いまし…

現地美容院で髪を切る

ようやく!髪を!切りました!! どうして「ようやく」なのかと言いますと、ずばり私が怠惰で面倒くさがりだからというだけなのですが…… ……まあ、そこはあまり突っ込まないでください。 しかし、腰を上げるのが遅くなった最大の原因は、現地の美容院に行くか…

日本の人文系・院生ライフ6:年間スケジュール

もうすっかり忘れてましたが、こんなシリーズをやっていたのでした。 ☆ 日本の人文系・院生ライフ1:概論 - 文系PhDの日常 ☆ 日本の人文系・院生ライフ2:個人的経験 - 文系PhDの日常 ☆ 日本の人文系・院生ライフ3:精神的不調 - 文系PhDの日常 ☆ 日本の…

ブクログの本棚を追加してみました&おすすめマンガ

またまた 今週のお題「読書の秋」 ブログの右下部分にブクログの本棚を追加してみました。小さくて可愛らしいですね……(萌え)。 完全に自己満足な気もしますが、自己は満足しました。 私の画面上では、本棚上に15冊の本が見えてますが、とりあえず今の気分…

公開シンポジウム「博士キャリアの可能性」視聴中@youtube

第三部まであるようですが、とりあえず第一部見ました。でも、一番最初の平田氏の発表は音がなかった……ので実質はお二方分の発表を見させてもらいました。 △ 公開シンポジウム「博士キャリアの可能性」第1部 - YouTube △ それにしても、こういう問題について…

PhDを始めた時に知っていたかったこと

先日、研究所でNatureの記事(つまり論文ではなくコラムの記事)が回ってきました。 「PhDを始めた時に知っていたかった20のこと」というタイトルの通り、最近博士号を取得したばかりの女性研究者が、「これ最初に知ってたかったわ……」ということを20個挙げ…

海外発・自己啓発系youtuber

ヒマな時にyoutubeを見るというワザを最近覚えました。何人か定期的にチェックするクリエイターさんも出てきたので、今日はその中でも、自己啓発系のコンテンツを上げている方を紹介しようと思います。 今日紹介する方はずばり、Lavendaire(ラベンデア)を…

秋の夜長にエッセイ(2)

今週のお題「読書の秋」 の続きで、エッセイがおすすめ作家をご紹介いたします。 秋の夜長にゆるりと読む本を探している方は、是非お付き合いください~ 本日紹介する作家のリスト: ④ 三浦しをん氏 ⑤ 壇蜜氏 ⑥ 穂村弘氏 (ちなみに昨日は、片桐はいり氏、上…

秋の夜長にエッセイ(1)

今週のお題「読書の秋」 ということに気が付いたので、朝井リョウ氏の著作のことも昨日書いたことだし、ちょっくらおすすめエッセイのことでも書こうかしらと思います。 昨日も言いましたが、エッセイの良いところは、あくまで現実の延長として楽しめるとこ…

秋の夜長に朝井リョウ

本読むの好き。 特にベッドでごろごろしながら本を読むのが好きです。でも、本の世界にどっぷり浸かるのは心の体力的に辛いときもあります。 そんな時はエッセイ。 エッセイはあくまで日常の延長ですから、異世界まで遠征して戻ってくる必要がない。楽です。…

続・家庭科のない国

さて、家庭科という科目がない国に住んでいるという話を先日しました。 その関連で思わず笑ってしまったことがあったので、書こうと思います。 さて、家庭科のない国出身のA君。最近、筋トレを始め、「筋肉をつけるにはたんぱく質をとらねばならない」という…

くそスープの日

うーん、更新頻度が下がってましたね、光陰矢の如し。ようやくパソコンからアクセスできる環境に来ましたわい。 さて、ドジなので、手に火傷を負いました。 食堂のスープ(1ユーロぐらい)を紙カップに入れてテイクアウトしようと思って、でっかいお鍋から…

家庭科のない国

先日、友人(現地人)とゆで卵の作り方の話をしていたときのこと。私が「学校で(作り方)習うでしょう?」と何気なく言ったところ 「そんなことは学校では習わない」(キッパリ) ……そうなのですか? だからみんな、外れのないパスタとサラダとピザばかり食べて…

ポスト・ディフェンス・ライフ

さて、同室の彼女がディフェンスをした後日談でも書こうかと思います。 ディフェンス後の懇親会(ディフェンス当日に開催)で、何気なく「いつ故国に帰るの?」と聞いたところ、彼女は「私のビザ本当は今日、切れるんだよね……」 !!! 一緒に聞いていた他の…

PhDのディフェンスに初参加してきました

共用オフィスで目の前のデスクに座っている子が、ついに先週ディフェンス(博士号授与のための口頭試問)をするということで、同室一同で見てきました。 私がデスクをもらったのが一年前ぐらいだから、彼女との付き合いもそれぐらいですね。ずっと博論を書き…

ひさびさに近況報告など

最後の記事から何だか二週間ぐらい経ってしまいました…… いやあ、忙しかったのです。どうしてでしょう、私(の分野)だけかもしれませんが、年末~年始に国内雑誌の投稿論文の締め切りが多く、また、ちょうど中間試験、先生と面談、研究発表、そういうときに…

英語の訛り

こちらの方は主に、イギリス英語訛り気味の英語を話します。特に英語が上手な人は、もう完全にイギリス英語。(現地語訛りというのも厳然と存在しますが) もちろん地理的に近いから、アメリカ人よりイギリス人と接触する機会が多いから、BBCがテレビで見ら…

語学という果てしない道のり

研究所では普段英語で話すのですが、最近、自分の英語に大変不満があります。 もちろん、こちらの留学要件にある語学試験のスコアはパスしているわけで、全く話せないというのは違うと思いますが……周りにゲルマン系ばかりがいると、みんな本当に英語が達者で…

博士論文は自分の子供

さて。 一昨日、博士論文提出の土壇場になって指導教官と揉めてしまった、とあるPhD生のお話を書きました。 もうレストランで泣き出しちゃうんじゃないかというぐらい酷い話で、みんな目をうるうるさせながら聞いていたのですが、その状況を生き残った彼女は…

PhDホラー

ホラーつながり(?)で最近聞いたこわーい話を。 彼女は二つの大学に別々に指導教官がいるPhD生でした。まあ仮にA大学とB大学とでもしましょう。 彼女はB大学の所属でしたが、A大学の先生のほうが専門が近く、研究指導は専らA大学の先生が行っていました。B…