文系PhDの日常

実学から遠い文系;博士号ほしい;海外留学中

LIFE-院生生活

公開シンポジウム「博士キャリアの可能性」視聴中@youtube

第三部まであるようですが、とりあえず第一部見ました。でも、一番最初の平田氏の発表は音がなかった……ので実質はお二方分の発表を見させてもらいました。 △ 公開シンポジウム「博士キャリアの可能性」第1部 - YouTube △ それにしても、こういう問題について…

PhDを始めた時に知っていたかったこと

先日、研究所でNatureの記事(つまり論文ではなくコラムの記事)が回ってきました。 「PhDを始めた時に知っていたかった20のこと」というタイトルの通り、最近博士号を取得したばかりの女性研究者が、「これ最初に知ってたかったわ……」ということを20個挙げ…

ポスト・ディフェンス・ライフ

さて、同室の彼女がディフェンスをした後日談でも書こうかと思います。 ディフェンス後の懇親会(ディフェンス当日に開催)で、何気なく「いつ故国に帰るの?」と聞いたところ、彼女は「私のビザ本当は今日、切れるんだよね……」 !!! 一緒に聞いていた他の…

PhDのディフェンスに初参加してきました

共用オフィスで目の前のデスクに座っている子が、ついに先週ディフェンス(博士号授与のための口頭試問)をするということで、同室一同で見てきました。 私がデスクをもらったのが一年前ぐらいだから、彼女との付き合いもそれぐらいですね。ずっと博論を書き…

博士論文は自分の子供

さて。 一昨日、博士論文提出の土壇場になって指導教官と揉めてしまった、とあるPhD生のお話を書きました。 もうレストランで泣き出しちゃうんじゃないかというぐらい酷い話で、みんな目をうるうるさせながら聞いていたのですが、その状況を生き残った彼女は…

PhDホラー

ホラーつながり(?)で最近聞いたこわーい話を。 彼女は二つの大学に別々に指導教官がいるPhD生でした。まあ仮にA大学とB大学とでもしましょう。 彼女はB大学の所属でしたが、A大学の先生のほうが専門が近く、研究指導は専らA大学の先生が行っていました。B…

ディフェンス(口頭試問)の仕方

ブラジルから来ていたPhD生の子が帰国してしまいました。 というのも、私はこれまで全然知らなかったのですが、彼はダブル・ディグリーのプログラムをしているそうで、短期でこっちへ行きあっちへ行きの生活をしているそう。 ちなみに、ダブル・ディグリーと…

休暇中

休暇に入りました。 といっても、自主的に「○日から○日はお休み!」と決めて学校に行かない&研究をしないというだけです。PhDだから、授業がない期間=お休みではないわけで、しかし夏休み中ずっと研究する根性もないし、「やっぱり日本人はKAROSHIの民族だな…

その頃、研究所では…

夏休みですが、私のいる研究所は半稼働状態。決まった夏休みがなく、みんな好き勝手に一二週間お休みをとり、その間はいなくなり、終わればふらっと帰ってくるという感じ。さすがに会議系はないですし(その代わり9月に集中してある)、部屋にいる人もだいぶ…

研究者はおかしいやつが多いか?

多いです!! と答えて終わりにしても面白い気がしますが、もうちょっと深めておきましょう。 「おかしい」というと語弊があるかもしれませんが、この表現を使ったのには、私なりの理由があります。 一つ目は、私の知り合いの、非常にまともで真面目で几帳面…

研究生活と結婚について考える

仲の良い後輩が結婚するということで、結婚パーティーの招待状を頂きました。めでたい。彼氏彼女(夫と妻?)ともに知っているので感慨もひとしおです。 こういう連絡を受けると、しかし考えずにいられないのが、研究者と結婚の関係。 私の周りでは大学院に…

書評提出しました!

以前、研究書の書評者に選ばれた件についてブログに書きましたが、無事に提出致しました。ふう。 phdnonichijo.hateblo.jp 一応また簡単に説明しておきますと、学会が研究書のリストを公開して公募制で書評者を募り、選ばれた人はタダで本をゲットできるかわ…

日本の人文系・院生ライフ5:生活リズム

日本で院生をしていた過去を思い出して綴るシリーズ第五弾です。https://blog.hatena.ne.jp/hterd/phdnonichijo.hateblo.jp/entries 今日は生活リズムについて。 人文系院生の生活リズムは、とにかく人によります。研究室にいなければいけない時間、実験室に…

マンガで見る研究生活

最近お気に入りの、研究生活にまつわるマンガを二つご紹介したいと思います。 まず、英語にアレルギーのない方にはPhD comicsをおすすめします。 phdcomics.com これはJorge Chamという、スタンフォード大学で機械工学の博士号をとられた方が描かれている四…

kindleで研究書を買うと困ること

最近、研究費使用の都合があり、欲しかった本をバンバン購入しています。「この本欲しい!」と思って「欲しいものリスト」に登録までして、「でも経費の手続きとか面倒だから~」と先延ばしにしていたのですが、今月まとめて買ってしまうぞ!バンバン事務手…

研究所のオフィスに誰もいないよ、の巻き

六人共用のオフィスなんですが……最近は私一人のことが多いです。ちーん。 というのも、 一人は昼夜逆転生活を送っていて、基本的にオフィスには来ない 一人は博士論文を提出したところで、一時のんびりモードに入った 二人はフィールドワークに行った(夏休…

ナビスコラやってみました!

ナビスコラとは、質問に答えると自分に合う研究分野を診断してくれるという、おしゃれサイトです。 navischola.app 自分に合うって言ったって、もう研究分野は決まっちゃってるわけですが……まあ、気にしません。やりたがりなのです。 結果は「複合領域タイプ…

サマースクール第一週目終了

今ちょうど、滞在中の研究所主催のサマースクールが二週間開催されてます。 金曜で一週目が終了しましたので、感想等書いておきます。 ちなみに私は朝一コマしかとっていません。コース自体はたくさんあるのですが……自分の専門に関係するのはあまりないかな…

ポモドーロ・テクニックを研究生活の管理に使ってみる:2か月弱使用した感想

さて、先日から勉強時間の管理のためにポモドーロ・テクニックとゆうのを使い始めました。25分勉強+5分休憩を繰り返すという時間管理法・集中法です。 phdnon 私はもっぱらポモドーロ用のアプリ(ClearFocus)を使って運用しています。 使い始めたときから、…

学問をするのに年齢はあまり関係ないね

所属している研究所のサマースクールが始まりました。といってもレベルは学部~修士向けという感じです。PhD生も登録していることはありますが、どちらかと言うと少数派という印象。というか私のクラスにはいませんでした(私のクラスは10名程度)。二週間の…

日本の人文系・院生ライフ4:研究はお金がかかるのです

日本では、PhD生は学生の扱いですからお給料はないですし、学費は払わなきゃですし、研究にもお金がかかるし、経済的には苦しいです。 まず学費。私は某国立大にお支払いしていましたが、年間53万円ぐらいでした。高い。 これはもちろん、額が桁違いに大きい…

日本の人文系・院生ライフ3:精神的不調

さて、日本の人文系・大学院生の日常を主に私の経験に基づいて回顧するシリーズ第三弾です。 ちょっとシビアな話ですが、院生生活の暗い面について。 人文系大学院で精神に不調を来す人は、本当にたくさんいます。私の周りも、先輩も後輩も同期も、何なら知…

日本の人文系・院生ライフ2:個人的経験

というわけで前回の「日本の人文系・院生ライフ1:概略」に続き 「で、お前はどうだったのよ?」 という個人的経験についてお話ししたいと思います。もちろんですが完全主観です。メガネ型カメラの映像を見ているのだということをお忘れなく……。 わたしは修…

日本の人文系・院生ライフ1:概論

情報提供・共有ということで、これまで私が見聞きした日本の大学院生ライフについて何記事か書いてみようと思います。分野が人文系に偏ってますし、個人的な見解という点はご留意ください! 今日は「色々な研究室があるよね」というテーマです。 まず研究室…

寂しく研究しとります

相も変わらず研究所に通って研究しています。朝9時から夕方17時の8時間労働(残業月10時間)という感じです。でも研究所に行っても最近は閑散としていて孤独です……というのも、北部(たぶんで電車で三時間ぐらい離れたところ)でサマースクールがあり、大勢…

修士課程進学と大学予備校化について日本と比較してみる

修士課程への進学は、日本の文系ではあまり一般的ではないように思います。「行って何か良いことある?」「普通に学部卒の新卒で就職すれば良くない?」という見方があるように思うし、実際わたしが就活せずに院試だけ受けたときも「それってつまりどういう…

授業終了!

今期の授業が全て終了しました~ちょっと5月が忙しかった。書き物と授業とかぶってしまって。でも、無理してでも授業とって良かったです。色々学びました。 そのうちの一つが教育法の授業だったのですが、これはやっといて本当に良かったと思いました。教職…

アカデミアの日常を小説から垣間見る

ということで、PhD生、講師、(助)教授の日常がどんなものかを疑似体験できるような小説をご紹介したいと思います。 一作目は『喜嶋先生の静かな世界』(森博嗣、講談社文庫)。これは理系の主人公が学部に入り、修士課程に入り、大学で働き始め、という生…

夏休みらしき期間

研究所でもちらほらお休みに出たり、母国に帰ったりする人が出てくる季節になりました。それに、本帰国しちゃう人もいます。この前、ディフェンスした同僚もついに今週、本帰国してしまったので、寂しいです……。 でも、「夏休み」といっても、研究所には、み…

書評書くぞー!

書評者に選ばれ電子書籍のコードをもらいました。嬉しいです。 この書評システムは、簡単に言えば、学会が書評者を公募している本のリストを挙げ、それぞれの本に対して書評者として立候補するというものです。採用されれば、書評する本をもらって書評を書き…