文系PhDの日常

実学から遠い文系;博士号ほしい;海外留学中

授業終了!

今期の授業が全て終了しました~ちょっと5月が忙しかった。書き物と授業とかぶってしまって。でも、無理してでも授業とって良かったです。色々学びました。

そのうちの一つが教育法の授業だったのですが、これはやっといて本当に良かったと思いました。教職持ってないし、急に授業やる日が来たら無理ゲーだと思って……。

でも習ったのは基本的には、西欧式授業の仕方なので、日本で生かせるかは微妙かもしれませんね。生徒がどんどん発言するような授業を推奨されましたが、院のゼミとかならともかく、学部では難しいような気がします。

しかし今回、先生がくどいぐらい強調したのは、発言できる雰囲気作りが大切だということ。学生は授業の冒頭5分間黙って座ってたら、その後、発言できなくなるから早めに発言させよう!とか、発言を不安に思う人に対して、どうやって自信をつけさせるかとか、先生がとにかく場を整えてあげる必要がある。先生が「この授業では発言を評価するから、積極的に発言するように」と指示だけして、後は生徒に丸投げ的な授業も受けたことがありますが、教育法の先生は、「生徒の努力が足りないから、根性・適性がないから、発言ができないのだ」で片付けない。発言ができない人がいることを認め、そのうえで対処法を考える。どうしたら発言することへのハードルが下がるのか、色々な手法を教えてもらいました。

それにわたしは、西欧式授業では生徒がどんどん発言するから、「生徒たちは間違えることに抵抗がないのか」と呑気に思っていましたが、やはり抵抗はあるようです。特に、みんなの前で晒しものになってしまう状況は嫌だと思うようですね。だから、教室での生徒の発言に対して「それは間違いです(ピシャーン)」みたいな対応を先生がしてはダメで、「それも面白いね。でも、わたしが考えていたこととは違うな」とか「じゃあ、そう考えるとこれはどうなるかな」などと柔らかい返しするほうが良いようです。

どんなに簡単な質問でも、yes/noがはっきりしている質問だと、生徒って言い渋る傾向がありますもんね。「これ、5秒前に言ったでしょ?」みたいなことでも、「それは間違いです」と言われる可能性があるときには答えたくない。それを無理に答えさせるのではなく、それを無理なく答えられる場作りがまずは大切という感じでしょうか。

まあ、授業する予定は特にないですけど、いつか役立つといいですね。

今日はこんなところで。