文系PhDの日常

実学から遠い文系;博士号ほしい;海外留学中

日本の人文系・院生ライフ1:概論

情報提供・共有ということで、これまで私が見聞きした日本の大学院生ライフについて何記事か書いてみようと思います。分野が人文系に偏ってますし、個人的な見解という点はご留意ください!

 

今日は「色々な研究室があるよね」というテーマです。

まず研究室の定義ですが、「同じ先生を指導教官とする学生群」と私は考えます。典型的には同じ研究室にデスクをもらったり、週一回一緒にゼミに参加する人々です。「ゼミ」という言葉も同じ、あるいは非常に近い意味で使われることがありますね。「◯◯先生の研究室/ゼミに所属しています」とか。

研究室の雰囲気、メンバー間の仲や結束力は、指導教官とその時々のメンバーによって色々です。一緒に勉強会・読書会をしたり、飲み会・BBQ・合宿したりする時もあります(こういう時は、わりあい仲良し研究室)。が、恋愛沙汰で揉めたり、そうでなくても対立勢力があるとか、単に人数が多過ぎるとかで、結束しきれないときもあります。指導教官の中にも、勉強会や合宿とかを積極的にやったり、食事会のような場を設けてくれるタイプと、研究指導はするけど後はノータッチというタイプがいるように思います。

理系だとブラック研究室というのがあって、労働時間が異様に長くてバイトに行けなかったり、休日出勤を強いられたり、ボスが休みのときしか休みをとれなかったり……これに比べて人文系の特徴は、各自好きな時間に研究していることかと思います。これは、実験スケジュール・生き物の世話・プロジェクトワーク等に予定を左右されることが少ないからでしょう。中には昼夜逆転タイプもいますが、本人がちゃんと研究を進めている限りはとやかく言われることもありません。なので、一日中研究室にいる人もいるし、休日に来る人も普通にいますが、強制的に来させられているわけではないという点がブラックではないと思います。(ですよね?)

でも先生方の中には、院生を無給で「雑用」的な用事に駆り出す先生もいるわけで、その「ブラックさ」については賛否両論あるようです(先生も学生も)。先生は「忙しいからちょっとだけ手を貸してね」みたいなつもりでも、別の先生に「給料もやらないで、学生の研究時間を削るとはけしからん!」みたいな見方をされたり。学生も「得難い経験・社交のチャンス!」と思う人もいれば、「ほっといてくれ……俺は文献を読みたいんだ……」という人もいる。こういう見解の相違みたいなところから、アカハラが発生するのでしょうか……思わず遠い目になってしまうことよ。

もっと完全にアウトなアカハラの話も聞いたことありますけど、それはまあ、ぼやかしたままにしときましょう。

次回は「で、私の院生ライフはどんな感じだったの?」ということを、ざっくりお話ししたいと思います!

今日はこんなところで。