文系PhDの日常

実学から遠い文系;博士号ほしい;海外留学中

夏休みに読んだ本

夏休みの読書感想文じゃないですが、夏休みに読んだ本をさらっと紹介します。

 

① 『ご冗談でしょう、ファインマンさん』

ついに電子版に手を出してしまった……でも純粋な好奇心、学問の楽しさを思い出させてくれたので満足。高校時代の予備校の先生が教えてくれた本で、そういう点でも感慨深い。

 

② 『噂は噂 壇蜜日記4』

壇蜜日記は全部持ってます。ブログもそうだけど、こういう日常系を読むの好きです。それに壇蜜氏の視点の独特さよ。

 

③ 『世界クッキー』

文章が独特で結構読むのに苦労しました。でも何だか癖になる感じ。この著者にしか出せない味だなと思います。そして表紙がかわいい。

 

④ 『バッテリー』

これもついに電子版に手を出してしまった……でも十年以上ぶりぐらいに読みたくなったのですよ。さすがに細部を忘れていて、野々村さんや吉貞が出てくるところで狂喜乱舞。少年らしい透明感と思春期特有の暑苦しい感じが混じりあう傑作であります。続編『ラスト・イニング (角川文庫)』も近日購入してしまいそう……。しかし、あさのあつこ氏は運命的な男の子二人組が好きですな。

 

⑤ 『あの家に暮らす四人の女』

谷崎潤一郎細雪』に似てると思ったらさもありなん。三浦しをん氏らしい安定の面白さ。女性同士の会話とかが同氏のエッセイに出てくる感じに似ている。

 

⑥ 『コンビニ人間

ほんと、「普通」って何でしょうね。私の友人で、高校生ぐらいになるまで待ち合わせは必ず行かねばならないものだと知らなかった(行きたいと思ったら行けばいいと思っていた)という子がいますが、それを彷彿とさせる感じ。しかし、世界の暗黙のルールブックというか、マニュアルというかは、私も意識的に身に着けた感はあります。この本が人気だということは、みんな本来の自分(そんなものがあるとすれば)を改造してマニュアル通りに生きている、という実感があるということか……。私にとっては、とても他人事と思えず、ディストピア感溢れていて、未だに怖い本です。

 

結局、古典的なものはあまり読みませんでした。青空文庫のアプリをダウンロードして『陰翳礼賛』を読もうと試みはしましたが、まだ読み終わっていない……。

まあ、今日はこんなところで。