文系PhDの日常

実学から遠い文系;博士号ほしい;海外留学中

秋の夜長にエッセイ(1)

今週のお題「読書の秋」

 

ということに気が付いたので、朝井リョウ氏の著作のことも昨日書いたことだし、ちょっくらおすすめエッセイのことでも書こうかしらと思います。

 

昨日も言いましたが、エッセイの良いところは、あくまで現実の延長として楽しめるところ。そして、あることに接したときに、現実の人物がそれをどう解釈するかということを学べるところです。

なので、気軽に読める一方、新たな思考回路をインストールしているような感覚もあります。

 

さて、本日のおすすめ作家のラインナップはこちら:

① 片桐はいり

② 上橋菜穂子

③ 近藤聡乃

④ 三浦しをん

⑤ 壇蜜

⑥ 穂村弘

 

……多すぎるな。二日間に分けて三人ずつ紹介するということにしましょう。

では、新たな作家を開拓中の方は是非お付き合いください。

 

① 片桐はいり

言わずと知れた四角い顔の女優さんです。ちょっと独特な風貌で、個性派って感じですすね。

しかし、彼女のエッセイはとにかく人柄の良さ・優しさが滲み出ていて、読んでいてほっこりします。

もぎりよ今夜も有難う』も良いですが、私は彼女の旅エッセイ『グアテマラの弟』と『わたしのマトカ』(共に幻冬舎文庫)が特に好きです。

『私のマトカ』は、映画の撮影で滞在してらした時のお話ですね。もたいまさこさんとかも出てきます。

異国の雰囲気を感じながら、優しい気持ちでゆっくりしたいときにお勧めです。

 

② 上橋菜穂子

こちらも言わずと知れた守り人シリーズ、『獣の奏者』シリーズ、『鹿の王』の作者ですね。文化人類学者ということで、架空の世界とはとても思えない緻密な世界観が魅力的です。

上橋氏のエッセイからも、海外モノを。

作者自身の海外経験を綴ったエッセイです。どちらも小説での豊かな世界観を裏切らない、情感豊かなエッセイだと思います。もちろん文章も大変お上手で引き込まれます。

 

③ 近藤聡乃

ちょっと毛色を変えてマンガの紹介。

アーティストのニューヨーク滞在記。見開き一話完結型です。日常の些細な一コマを切り取ったような繊細なお話でありながら、ニューヨークの空気を感じることができます。

近藤氏の肩ひじはらない、力の抜けた日常感が好きです。

あと字がきれい。

 

以上、三人の著者をご紹介しました。

明日、後半戦をアップします。

 

今日はこんなところで。