文系PhDの日常

実学から遠い文系;博士号ほしい;海外留学中

読了本!三浦しをん『白いへび眠る島』を発見したので読みました

三浦しをん氏の『白いへび眠る島』を読みました。

これは図書館の「あげます」コーナー的なところで、たまたま紙のバージョンを手に入れたのです。

なので、自分で選んで買ったわけではないのですが、安定の三浦しをんクオリティでした。面白かったです。

 

https://www.instagram.com/p/Bq2OTJhnA8n/

Instagram@hataerd.books

 

島出身だけど島に馴染めず島外の高校に通う悟史(主人公)と

悟史の幼馴染で、いわゆる「明るいバカ」の光市

そこに

怪しい(妖しい?)雰囲気の荒太さん(神社の息子)と犬丸(?)が絡んできて……

というお話。

 

和風ファンタジー青春アドベンチャーです。

一方で、閉鎖的な島特有の濃い人間関係や、思春期特有の父親との確執といった、人間ドラマでもあります。

 

最初に島の設定を飲み込むのにちょっと苦労しましたが、そこを乗り越えると、さらさらと読める印象。ちょうど夏祭りの話だし、夏に読むのがいいんじゃないでしょうか(ってほぼ一年後かい……)。

 

同じようにちょっとファンタジー&ホラーなのは、桜庭一樹無花果とムーン』とか『宵山万華鏡』とか?

(ただし、私はホラーの基準は限りなく緩いので注意。)

 

仲良しの二人組大活躍みたいなのだったら、これまた三浦しをん氏の『まほろ駅前多田便利軒』と『政と源』ですね。『政と源』はおじいちゃん二人組の話ですが、三浦氏(40代女性)がどうしてここまでおじいちゃんを上手に描けるのか不思議なぐらい、とても行き行きとした人物造形で面白いです。

 

今日はこんなところで。