文系PhDの日常

実学から遠い文系;博士号ほしい;海外留学中

読了本!『幹事のアッコちゃん』柚木麻子

柚木麻子氏の『幹事のアッコちゃん』を読みました。

 

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これは、シリーズ本で『ランチのアッコちゃん (双葉文庫)』が一巻、『3時のアッコちゃん (双葉文庫)』が二巻、今回読んだのが三巻です。

アッコちゃんこと黒川敦子が、一週間で周囲の人々の思考を変えて問題解決を導くという、読んでいてすっきりする小説。お仕事をしている方にとっては、タメにもなると思います。

 

これまでのアッコちゃんは、三智子の上司であり、「東京ポトフ&スムージー」の社長であり、威厳のある近寄りがたい人物という面が全面に押し出されていましたが(たまに、ガードが下がるのが可愛い)

今回は「アッコちゃんってどんな人で、どんな過去があるの?」という面によりフォーカスがあたっていたと思います。

 

しかし、相変わらずのアッコ節で、読み終えると元気注入してもらった気分です。

 

普段の生活にビタミン注入してくれる「ビタミン小説」をもっと読みたい場合は、同じ著者の『あまからカルテット (文春文庫)』とはあちゅう氏の『とにかくウツなOLの、人生を変える1か月』がおすすめです。後者は、小説というよりは小説形式のハウツー本という感じかな。より実践的な内容だと思います。

こういう強い女性上司×部下という組み合わせは、『プラダを着た悪魔 (字幕版)』(映画)と同じ構図ですね。

同じ著者で別の系統の本を読みたい場合は『本屋さんのダイアナ (新潮文庫)』と『けむたい後輩 (幻冬舎文庫)』をおすすめします。『本屋さんのダイアナ (新潮文庫)』は本好きの幼馴染の成長譚で、アッコちゃんシリーズとは違ってずしりとした読み応えです。『けむたい後輩 (幻冬舎文庫)』は女性たちの成長と自立の物語かな。大学卒業後の真実子がたまらん。どちらかというと、スイスイ読めると思います。

 

 今日はこんなところで。