文系PhDの日常

実学から遠い文系;博士号ほしい;海外留学中

クリスマスにはええじゃないか騒動を!アンチ・クリスマス本3冊

世間はもうすぐクリスマスですね。

 

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私は西欧某国在住なので「カップルで過ごす日」ではありませんが、「家族と過ごす神聖な日」なので、帰国できない留学生は辛いです……。

 

というわけで今日は、聖なるクリスマスを恋人と楽しまない、アンチ・クリスマス本をセレクトしてみました:

① 森見登美彦太陽の塔 (新潮文庫)新潮文庫

② J.D.サリンジャーキャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)村上春樹訳、白水社

③ 乾くるみイニシエーション・ラブ (文春文庫)』文春文庫

 

「日本のクリスマスは平日」という皆さんにおすすめします。

 

① 森見登美彦太陽の塔新潮文庫

聖夜なんて知らん!という方にはこれ。この本を情熱をこめておすすめします。 

 

 これは森見登美彦氏のデビュー小説で、融通の利かないダサい男子大学生が、同性の友人と共にハチャメチャな奇行(例:クリスマスに四条河原町でええじゃないか騒動)を繰り広げる話です。森見氏特有の濃ゆい世界観には、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、私は大好きで、擦り切れるぐらい読み返しています。

 
こういう男子大学生の話をもっと!と思う方は、『四畳半神話大系 (角川文庫)』もおすすめ。2007年本屋大賞2位だった『夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)』は、よりマイルドな味わいですが、登場人物の造形が受け継がれていることが分かると思います。
 
 

 ②  J.D.サリンジャーキャッチャー・イン・ザ・ライ村上春樹訳、白水社

クリスマス前に高校を退学処分になったホールテン少年が、ニューヨークを彷徨う話。

孤独な話ですね……。

 

社会にうまく馴染めず、些細な事で傷つくホールテンの繊細な脆さが美しいです。

「大人になる」ということに違和感のあった方に特におすすめします。

 

③ 乾くるみイニシエーション・ラブ』文春文庫

この本は……マユとたっくんの恋愛小説ですけど、最後まで読んでのお楽しみということで(ふふふ)。

 

 

まあ勘の良い人はすぐ分かっちゃうと思いますけど、でも前後半読み比べたりするのが楽しいです。

 

クリスマスは、恋人と過ごす代わりに、読書しませんか?

 

今日はこんなところで。