文系PhDの日常

実学から遠い文系;博士号ほしい;海外留学中

そもそもPhDとは?学部 vs. 修士 vs. 博士

こんにちは、はたえるどです。

 

今日は、当ブログの名前にも入っている「PhD(ピーエイチディー)」って一体何なのかを簡単にお話ししたいと思います。

 

ずばり一言で言うと、PhD(ピーエイチディー)とは「博士号」という学位のことです!

 

順を追って説明しましょう。

日本では高校を卒業すると多くの人が大学に進学しますね?

大学で学部に所属して、四年間勉強して、卒論出したりして卒業します。

この時、卒業時に「学士号(Bachelor of Arts,  略してBA)」という学位を受理します。

 

記憶にないって?

大学を無事卒業していればもらっていますから大丈夫です。

 

つまり「学士号を持っている」=「大卒」というイメージでいいかと思います。

 

もっと大学に残りたい!もっと専門的なことを学びたい!研究してみたい!という人は大学院に進学(俗に「入院」とも言う)することができます。

 

日本の大学院は通常、二年間で、卒業すると「修士号(Master of Arts,  通称MA)という学位を受理します。

 

さらにもっと研究したい!研究の専門家になりたい!というような人は、さらに進学することができます。

これは大学院の中での進学ですが、実質は、大学院で過ごす後半の三年間にあたるためか「博士後期課程」などと呼ばれます。

 

もし無事に博士後期課程を卒業できたら「博士号(Philosophiae Doctor(ラテン語),  通称PhD/Ph.D.)という学位を受理できます。

これ以上の学位はないので、大学から授与される学位としては博士号(PhD)が最高峰です。

 

イメージとしてはこんな感じ。

 

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学士号と修士号と博士号は、当然ですが修了のために求められるレベルが違います。

よく言いませんか?

「学部で出す卒業論文は参加賞、大学院で出す修士論文は努力賞」って。

 

つまり、卒業論文では「まがりなりにもやってみた」ということが評価されます。

修士論文では「頑張って調べて書いた」ということが評価されます。

 

では博士論文はと言うと、人類の叡智に貢献することを求められます

 

頑張っただけじゃダメ、やってみただけじゃもちろんダメ。

自分の研究したことが、人類の知識の拡張に一ミリでも貢献しないといけません。

ほんのちょびっとだったとしても、新知識・新発見を生み出さねばならないのです。

 

まあこれが、言うは易く行うは難しなわけでして……。

 

しかし、自分が世界の最先端という誇りと矜持をもって今日も博士の卵たちは頑張っているのでした。

 

今日はこんなところで。

 

 

 

※ 追記 ※

その後、森博嗣大学の話をしましょうか 最高学府のデバイスとポテンシャル (中公新書ラクレ)』を読んだら、学士・修士・博士の違いについてこう書いてありました。

 

仕事と手法が与えられたとき、それを的確に解決できるのが、学士。仕事を与えられたとき、手法を自分で模索し、方向を見定めながら問題を解決できるのが、修士。そして、そもそも、そのような問題を与えることができるのが博士である。

 

 森氏自身、工学博士で長年大学に勤めてらしたので、経験に基づく簡潔で要を得た表現だと思いますので、追加でご紹介します。